あやかしと宇宙防衛隊
救出と制圧
時が過ぎるのはあっという間だ。イヅナとハートのいる檻の外から、コツコツと足音が聞こえてくる。一人ではなく、複数人の足音だ。
「いよいよだね。準備は大丈夫?」
ハートが緊張した様子で訊ねる。イヅナは静かに頷いた。心臓がドクドクと早く脈打つ。
(うまくできなかったら、私たちはーーー)
失敗したことを想像すると、寒気が体に走る。しかし、迷ってはいられないのだ。イヅナは拳を握り締める。
足音が止まった。レギュラス、そして白衣を身に付けた見知らぬ四人の男女が冷たい目でイヅナとハートを見ている。
「さぁ、実験の時間だ。出ろ」
レギュラスが鉄格子の鍵を開けた。四人の男女が檻の中へ入ってくる。八本の腕が、イヅナとハートを捕らえようとした。ーーー刹那。
「グアッ!!」
一人、男が倒された。抵抗されるとは、予想すらしていなかったのだろう。呆然とするレギュラスと三人に向かって、ハートは舌を出した。
「運動神経ではスペードには劣るし、力や体術ではダイヤに負ける。クラブみたいに特別優秀ってわけでもない。でも、何も行動できない人間じゃないんだよ!!」
「いよいよだね。準備は大丈夫?」
ハートが緊張した様子で訊ねる。イヅナは静かに頷いた。心臓がドクドクと早く脈打つ。
(うまくできなかったら、私たちはーーー)
失敗したことを想像すると、寒気が体に走る。しかし、迷ってはいられないのだ。イヅナは拳を握り締める。
足音が止まった。レギュラス、そして白衣を身に付けた見知らぬ四人の男女が冷たい目でイヅナとハートを見ている。
「さぁ、実験の時間だ。出ろ」
レギュラスが鉄格子の鍵を開けた。四人の男女が檻の中へ入ってくる。八本の腕が、イヅナとハートを捕らえようとした。ーーー刹那。
「グアッ!!」
一人、男が倒された。抵抗されるとは、予想すらしていなかったのだろう。呆然とするレギュラスと三人に向かって、ハートは舌を出した。
「運動神経ではスペードには劣るし、力や体術ではダイヤに負ける。クラブみたいに特別優秀ってわけでもない。でも、何も行動できない人間じゃないんだよ!!」