あやかしと宇宙防衛隊
「まぁ、そう簡単には解放してくれないか」

スペードはそう呟き、魔法銃を構えた。



スペードが魔法銃を放ち、ツヤとダイヤがエイリアンを次々に殴り飛ばす。ギルベルトが剣でエイリアンを斬り、ヴィンセントが弓を放つ。レオナードが戦鎌を振り回した。

船の中はもはや戦場である。そんな中、女に拘束された状態のイヅナは意識が徐々に覚醒していった。

(この音……声……)

イヅナは目を開ける。ツヤたちがエイリアンと戦っているのが見えた。イヅナの目の前がぼやけていく。

(みんな……来てくれた……)

目の前でツヤがエイリアンを掴んだ。刹那、ツヤとイヅナの目が合う。ツヤがニヤリと笑った。

「起きたのか」

ツヤはそう言った後、エイリアンをイヅナに向かって放り投げた。イヅナを捕らえている女が悲鳴を上げ、イヅナを離す。イヅナはすぐにツヤの元へと駆け寄った。

「お前も戦え」

ツヤはそう言い、イヅナに薙刀を渡す。イヅナは頷き、薙刀を構えた。

「ツヤさん。ご迷惑をおかけして、すみませんでした。助けに来てくれてありがとうございます」
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