経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
「どうしたの? 綾ちゃん?」
「どう………」
その質問を呟きかけて綾音は黙った。完全に油断していた様子。そして体を守るように縮こまる。気まずそうに逸らした視線に司はまた笑った。
綾音を追い詰めるのが楽しいとは思わない。ただ、色んな表情の綾音は可愛い。それに、こうなっていることに照れていても嫌がっていないことは分かっている。それが堪らなく良い。
「あの、疲れてるんじゃ…」
「うん。もう元気になった」
それは無理や嘘じゃなくて本当だと、物凄く良い笑顔に綾音も疑う余地はなかったらしい。でも、それは良かったと思う余裕も無い様子。えっと、ええー…と…。と、この気恥ずかしさを何とか薄めようと視線の泳ぐ綾音を司は黙って見ていた。可愛いな。
…食べてしまいたいくらいに。
「綾ちゃん」
手始めに耳元で囁いて、ついでに首に軽いキスもしたら、綾音はびくっと強張る。良い反応。まだ知り尽くしてもいない綾音の体が理想的な返事をくれる。ほんの僅かな充足感。けれどそれは満足よりも不満を掻き立てる。もっと沢山欲しい。これじゃ全然足りない。少し味わったら欲が止めどなく溢れてくる。
この半年遠ざかっていた事実が、刺激的な感情を連れてくる。とりあえず今日はたっぷり味わいたい。もう暫く良いやと思うほど。…無理だろうけれど。
「どう………」
その質問を呟きかけて綾音は黙った。完全に油断していた様子。そして体を守るように縮こまる。気まずそうに逸らした視線に司はまた笑った。
綾音を追い詰めるのが楽しいとは思わない。ただ、色んな表情の綾音は可愛い。それに、こうなっていることに照れていても嫌がっていないことは分かっている。それが堪らなく良い。
「あの、疲れてるんじゃ…」
「うん。もう元気になった」
それは無理や嘘じゃなくて本当だと、物凄く良い笑顔に綾音も疑う余地はなかったらしい。でも、それは良かったと思う余裕も無い様子。えっと、ええー…と…。と、この気恥ずかしさを何とか薄めようと視線の泳ぐ綾音を司は黙って見ていた。可愛いな。
…食べてしまいたいくらいに。
「綾ちゃん」
手始めに耳元で囁いて、ついでに首に軽いキスもしたら、綾音はびくっと強張る。良い反応。まだ知り尽くしてもいない綾音の体が理想的な返事をくれる。ほんの僅かな充足感。けれどそれは満足よりも不満を掻き立てる。もっと沢山欲しい。これじゃ全然足りない。少し味わったら欲が止めどなく溢れてくる。
この半年遠ざかっていた事実が、刺激的な感情を連れてくる。とりあえず今日はたっぷり味わいたい。もう暫く良いやと思うほど。…無理だろうけれど。