経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
三か月、音沙汰がありません
それは社会人一年目も終わりかけた三月のこと。
久し振りに綾音と会う約束をした舞は楽しみに待ち合わせ場所にやってきた。
「綾―」
と声を掛けると綾音が振り返ってぱっと笑顔になる。変わりなさそうだ。よしよし。
「舞ちゃん。久し振り」
二人で、きゃー。と、大学の時よりも燥いで歓声を上げた。社会人になってからはなかなか会えないまま、あっという間に一年が経った。充実した社会人一年目だったと思う。綾はどうかな? そのついでに司のことも聞いてやってもいい。前回綾音に会ったのは去年の秋頃だ。その頃は仕事もプライベートも順調そうだったけれど、ま、変わりないでしょう。と、暢気に思ったその予想はすぐにひっくり返されることになる。
まずは綾音のことを聞く。仕事も少しずつ慣れて、あんな事やこんな事もあったと話す綾音も充実しているように見える。広報の話は新鮮だ。煌びやかに見えるけれど、結構地味な仕事も多い様子。でも綾音ならそういう事も丁寧にやると分かっているから何の心配もしない。うんうん。と、一通りの話を聞いて舞は思った。じゃあ次は、プライベートか司のことを聞こう…うーん。どっちを聞いても一緒だな!
「上野は元気?」
「…えっと……」
そう思いながら軽い気持ちで聞いてみたら綾音は困ったように口籠る。…あれ?
久し振りに綾音と会う約束をした舞は楽しみに待ち合わせ場所にやってきた。
「綾―」
と声を掛けると綾音が振り返ってぱっと笑顔になる。変わりなさそうだ。よしよし。
「舞ちゃん。久し振り」
二人で、きゃー。と、大学の時よりも燥いで歓声を上げた。社会人になってからはなかなか会えないまま、あっという間に一年が経った。充実した社会人一年目だったと思う。綾はどうかな? そのついでに司のことも聞いてやってもいい。前回綾音に会ったのは去年の秋頃だ。その頃は仕事もプライベートも順調そうだったけれど、ま、変わりないでしょう。と、暢気に思ったその予想はすぐにひっくり返されることになる。
まずは綾音のことを聞く。仕事も少しずつ慣れて、あんな事やこんな事もあったと話す綾音も充実しているように見える。広報の話は新鮮だ。煌びやかに見えるけれど、結構地味な仕事も多い様子。でも綾音ならそういう事も丁寧にやると分かっているから何の心配もしない。うんうん。と、一通りの話を聞いて舞は思った。じゃあ次は、プライベートか司のことを聞こう…うーん。どっちを聞いても一緒だな!
「上野は元気?」
「…えっと……」
そう思いながら軽い気持ちで聞いてみたら綾音は困ったように口籠る。…あれ?