墨入り男子は溺愛上手。
6
頼まれていた用事を終わらし。
時計を見ると戌の刻。
良かったぁ。何ともなかった~
ほっと一息をつ―――
「ねぇねぇ。可愛いーね君。」
わっ、この人、”ね”の言い方、気持ち悪っ
じゃなくて。
NANPA!?
いちいち、ウザいなぁ
「ねぇ、聞いてんの?俺の話。」
聞くもなにも、、
そっちが話かけてきたんじゃん
「わかってんの?ここ、狛朱雀だよ」
「未成年が取って喰われるんだよ笑」
黙っていると。
その三人はへらへらして。
こう続ける
「いるんだよねぇ。そういうの。
メイクして可愛いけりゃイキがる奴」
そう言って。
ニタリと笑う三人組
あ。
逃げなきゃ
脚が、動かない
手がこちらを捉え――――――
「おい。何してんの?
ホスト如きがイキんじゃねぇよ」
たった一瞬で。
引き寄せられていた。
誰、、?
三人組は
こちらを見て怯えてる。
正しくは私の頭上を見あげて
「すいませんっ、ま、さか貴方様の、女だとはっ」
「おい、誰だよこいつ。」
「やめろっ。あの方だよっ」
「・・なっ、あの、方が、何でここに!?」
三人組は尋常じゃないほど震えてる
その誰かはこう、続ける
「失せろ」
男たちはおびえる様に逃げていった。