極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛デート編
制服姿にくらくらしてる
無事に学校に着いたけどここからが本番。でもそわそわしてるのは私だけみたい。ナツ君は他校が新鮮なのか目をキラキラさせてる。
「あなたはここの生徒でこの光景は見慣れてる。はい、演じてください!」
「……マジでここに転校すっかな」
話は聞いてないし、きょろきょろしすぎ。
正門をくぐったら校庭には野球部サッカー部。体育館へ向かうバレー部とバスケ部もたくさんいた。
校舎には体育祭の看板を制作中の美術部も大会を控えた吹奏楽部もいるし、先生たちもいるはず。
夏休みなのに、普通に人だらけ。
早く仕事をすませないと。
校庭に背中を向けてまずは昇降口へと並んでる鉢から。
誰もこっちなんか気にしてないから今のうちだ。
「さっさと済ませちゃおう」
「了解。力仕事はやるから」
ナツ君の通ってる芸能科には委員会活動なんかないんだろうな。
こんなの、暑いしきついし誰もやりたがらない仕事なのに、ナツ君は収納式ホースを軽々持ってきて、楽しそうに水を撒きだした。
でもそこへ通りかかったのは女子ふたり。