極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛デート編

嘘つき



なんだか、今日の私はおかしい。
並んで歯磨きしてたら、同棲ってこんな感じなのかな、と心臓がどきどきし始めた。



「明日は7時に片桐さんが迎えに来るけど、紗知は寝てていいからね」



ナツ君は私のベッドで寝るつもりだ。
許可してないのにさすが、自分ちみたいに自由だ。 
しょっちゅう潜り込まれてたとはいってももうあの頃とは違うから、やっぱり嫌でも意識してしまう。




だけど同じ制服で学校にも行けたし、勇気だしてお風呂も入ったし、裸もハムぴちも手の比べっこも漫画も駄菓子も……贅沢すぎる1日だったな。



そして最後は大好きな人の隣で眠っていいなんて……こんな幸せがあっていいのかな。



おそるおそるベッドに腰かけたら、ナツ君もベッドに腰かけた。



「俺もお願いがあるんだけど」



「もちろんいいよ、何でも言って?」



返事したら、普段の部屋着姿が見たいって。夏バージョンはまだ知らないからって。



「いちばん無防備な紗知が見たい」



ナツ君てなんでこんなにどきどきさせる言葉を使うんだろう。
息が止まりそう。
でも、私の部屋着はつまらないと思うけど。


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