マッチングした相手は片想いの社長でした

第3話 待ち合わせの相手

ベッドに横になりながら、私はまたマッチングアプリを開いていた。

一ノ瀬社長を忘れるために始めたアプリ。

登録している男性はたくさんいる。

写真を載せている人もいれば、趣味や休日の過ごし方を細かく書いている人もいる。

なのに、なぜか私の指は一人のプロフィールで止まった。

「またこの人……」

35歳、会社経営。顔写真はない。

詳しいこともほとんど書かれていない。

最初に見つけたとき、社長と同じだと思った。

だから気になっただけ。

そう思っていたのに、何度見てもこの人のところで手が止まってしまう。

「どんな人探してるんだろう」

恋人?結婚相手?それとも、気軽に会える女性?
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