高嶺の花も恋をしたい!
「きゃー! 待ってました~」
「高嶺さんここ座って!」
連れて行かれたのは、同期女子が集まっているテーブルだった。
「桃子、連れて来てくれたんだ~。私、営業補佐の山口朋香。朋香って呼んでね。同じ本社なのに全然お話できないわね」
「あ、えっと……受付の高嶺花緒です」
「花緒ちゃんって呼んでいい?」
「あー! 私も私も! 総務課の小松原夕実よ。夕実って呼んでね」
「あの、私も花緒って呼び捨てでいいから」
早速話しかけてくれたのは本社勤務の二人だった。二人とも気さくで話しやすく、桃子が「大丈夫! いい子達だから」と紹介してくれた理由がよくわかった。
この二人以外はほとんど支店に配属された人達で、一度に話しかけられると、名前を覚えるのがちょっと困難だった。
でもあちらは私が本社勤務だからか、よく知っているようで「花緒、ほんっとーに綺麗よね!!」「その目、カラコン? ちょっと青いよね?」「私たちの学年鼻が高いんだから~」と、親しげに話しかけてきた。
皆さん距離感が近い!
私の瞳はもちろんカラコンなんて入っておらず、裸眼でほぼ黒なんだけど、光の加減で濃紺に見えることがあるのだ。それがツンとしたイメージに見えてしまうみたいで、私としては柔らかい茶色の瞳に憧れている。
『鼻が高い』の意味はよくわからなかったけど、朋香がこっそり説明してくれた。
「高嶺さんここ座って!」
連れて行かれたのは、同期女子が集まっているテーブルだった。
「桃子、連れて来てくれたんだ~。私、営業補佐の山口朋香。朋香って呼んでね。同じ本社なのに全然お話できないわね」
「あ、えっと……受付の高嶺花緒です」
「花緒ちゃんって呼んでいい?」
「あー! 私も私も! 総務課の小松原夕実よ。夕実って呼んでね」
「あの、私も花緒って呼び捨てでいいから」
早速話しかけてくれたのは本社勤務の二人だった。二人とも気さくで話しやすく、桃子が「大丈夫! いい子達だから」と紹介してくれた理由がよくわかった。
この二人以外はほとんど支店に配属された人達で、一度に話しかけられると、名前を覚えるのがちょっと困難だった。
でもあちらは私が本社勤務だからか、よく知っているようで「花緒、ほんっとーに綺麗よね!!」「その目、カラコン? ちょっと青いよね?」「私たちの学年鼻が高いんだから~」と、親しげに話しかけてきた。
皆さん距離感が近い!
私の瞳はもちろんカラコンなんて入っておらず、裸眼でほぼ黒なんだけど、光の加減で濃紺に見えることがあるのだ。それがツンとしたイメージに見えてしまうみたいで、私としては柔らかい茶色の瞳に憧れている。
『鼻が高い』の意味はよくわからなかったけど、朋香がこっそり説明してくれた。