高嶺の花も恋をしたい!
「……ないんだ、今」
「え?」
「コンドーム、ないのにできないだろう?」
「あ……。あの……ピルなら飲んでるけど……」

 元々生理周期が不安定で、低容量ピルを服用していた。それに、生理ならあと二、三日で来るはず。そこはおそらく問題ない。

 でもきっと拒否されるんだろうな。
 これはただの断り文句だったのだろうと思っていると「……後悔しても知らないぞ」と少し顔を歪めた高野が噛みつくように口づけてきた。

「んっ……」

 歯列を割って高野の舌が入ってくる。

「ふぁ……ぁん……」

 熱い……。熱いのにゾクゾクする。
 キスって気持ちいい……。
 求められるって、こんなにドキドキして熱い気持ちになれるんだ……。

 初めてのキスなのに、もっと交わりたくて、私からも舌を絡めてしまう。

 キスをしながらブラウスに手をかけてきた高野は、素早くボタンを外し、器用にブラも外してしまった。

 男性に胸を見られるなんて初めてで恥ずかしい。
 
「あ、あまり大きくなくて……恥ずかしい……」
「……きれいだ」

 そう言って、高野がワイシャツを脱ぎ捨てた。引き締まって均整の取れた体にくらくらする。

 まさか、お腹が割れているなんて想像もしていなかった。

「すごい……太一くんの方がきれい……」

 思わずきれいに割れた腹筋を触ってしまう。

「な……なにを……お前やっぱ酔ってるのか?」

 高野がカッと赤くなった。
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