薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
家を建てるためのお金は、もともと私のロト7の当選金から出すつもりだった。

だって、ありましたから。

自由に使えるお金が。

腐るほど。

その後、両親の件を含めた諸々の整理の中で得た賠償金などもあり、結局そちらも一部使うことになった。

家の値段については言わない。

というより、あまり言いたくない。

ただ一つだけ言えるのは、かなり好き放題したにもかかわらず、まだ十分なお金が残ったということだ。

ロト7。

恐るべし。

そして、家を建てる時。

私は確かに言った。

『また子どもが増えても問題ない家』

と。

でも、まさか本当に増えるとは思わないじゃない。

しかも、一人では終わらなかった。

三つ子のあとに生まれた次女、美蘭――みらん。

その次には、三女の胡凛――こりん。

そして、つい最近。

三男の橙――とう。

合計、六人。
< 279 / 290 >

この作品をシェア

pagetop