天才外科医の密かなる執愛~傾国の微笑は運命を耽美に狂わせる~
「このお皿……へえ、初めて見るデザイン! すごくかわいいね。そのアフタヌーンティーみたいなのは……あはは、よく見たらケーキじゃなくて、煮物とお野菜が並んでるし」
藍衣が亜嵐にした提案、それは料理自体はそのままでお皿や盛り付け方を変えてみるというもの。それだけでぐっと食卓は華やかになる。
藍衣が高級テーブルウエアの店に赴き、食器を購入して戻ってきたのが一時間前。
それを使って亜嵐は、献立に変更は加えず、心躍る盛り付けを施してくれた。
無事に喜んでもらえたようで、ひと安心だ。
「いったいどうして――」
言いかけたところで、その理由に思い当たったようだ。少々申し訳ない顔をする。
「あー……私が『飽きた』とか言っちゃったからだね」
「心も体も健康になっていただくのが、私どもの務めですから」
藍衣が料理をすべて並べ終えると、東雲はぺこりと小さく会釈した。
「わがまま言ってごめんなさい。……でも、ありがとう。これなら飽きないで食べられそう。写真にも映えるし」
そう言ってスマホを掲げて写真を撮る。この様子を見る限り、今度はしっかり食べてもらえそうだ。
「今晩は、また違ったお皿でご用意しますね」
藍衣が亜嵐にした提案、それは料理自体はそのままでお皿や盛り付け方を変えてみるというもの。それだけでぐっと食卓は華やかになる。
藍衣が高級テーブルウエアの店に赴き、食器を購入して戻ってきたのが一時間前。
それを使って亜嵐は、献立に変更は加えず、心躍る盛り付けを施してくれた。
無事に喜んでもらえたようで、ひと安心だ。
「いったいどうして――」
言いかけたところで、その理由に思い当たったようだ。少々申し訳ない顔をする。
「あー……私が『飽きた』とか言っちゃったからだね」
「心も体も健康になっていただくのが、私どもの務めですから」
藍衣が料理をすべて並べ終えると、東雲はぺこりと小さく会釈した。
「わがまま言ってごめんなさい。……でも、ありがとう。これなら飽きないで食べられそう。写真にも映えるし」
そう言ってスマホを掲げて写真を撮る。この様子を見る限り、今度はしっかり食べてもらえそうだ。
「今晩は、また違ったお皿でご用意しますね」