怖いはずの彼は、今日も私にだけ甘い♡
そのまま少しだけ沈黙が落ちる。 でも気まずくない。 むしろ、ずっとこうしていたいくらい落ち着く。
「なあ」 「なに?」 「文化祭終わったし」 「うん」 「今度、ちゃんと出かけねぇ?」
胸が跳ねた。
「出かけるって」 「デート」 あまりにも自然に言われて、わたしは目をぱちぱちさせる。
「……初デート?」 「たぶん」 「たぶんって」 「帰り道は毎日一緒だけど、それとは別だろ」 「それは、そうだけど」 「嫌?」 「嫌じゃない……!」
即答すると、神崎くんの口元が少しだけゆるむ。
「じゃあ決まり」 「どこ行くの?」 「おまえの行きたいとこ」 「急に言われると迷う」 「じゃあ考えとけ」 「うん」 「甘いもん好きだろ」 「好き」 「そこも入れる」 「覚えてるんだ」 「おまえのことはだいたい覚えてる」
またそんなことを言う。 ほんとうに、心臓がいくつあっても足りない。
「なあ」 「なに?」 「文化祭終わったし」 「うん」 「今度、ちゃんと出かけねぇ?」
胸が跳ねた。
「出かけるって」 「デート」 あまりにも自然に言われて、わたしは目をぱちぱちさせる。
「……初デート?」 「たぶん」 「たぶんって」 「帰り道は毎日一緒だけど、それとは別だろ」 「それは、そうだけど」 「嫌?」 「嫌じゃない……!」
即答すると、神崎くんの口元が少しだけゆるむ。
「じゃあ決まり」 「どこ行くの?」 「おまえの行きたいとこ」 「急に言われると迷う」 「じゃあ考えとけ」 「うん」 「甘いもん好きだろ」 「好き」 「そこも入れる」 「覚えてるんだ」 「おまえのことはだいたい覚えてる」
またそんなことを言う。 ほんとうに、心臓がいくつあっても足りない。