奇跡という永遠の愛を君に貢ぐ。
頭を抱える。


なんで、なんで。


僕はあそこで彼女を引き止められなかったんだ。


彼女の笑顔を守れたかもしれないのに。


体から汗が流れる。


胸が掴まれるように痛い。


まるで僕のしたことを恨んでいるかのように。


汗でシャツが濡れていく。


「かはっ!」


「天音くん?」


だれ、だ。


グワングワンの視界から女性のシルエットが見える。


「もしかして、―――?」


また会えるなんて。


やっ、た。


で、も


「もう、無理…」


ごめん、―――。


僕はそのまま意識がこぼれ落ちた。
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