過去の傷も全部、君の熱で上書きして。
残業時間中、コピー機の影や資料室の奥。
他人の目が届かない数秒の間を見計らっては、廉は結衣を壁際に追い詰め、首筋や唇に甘いキスを落としていく。
「んっ、廉くん、会社・・・っ。」
「大丈夫です。誰も来ません。今日、全然触れてくれなかったから充電させてください。」
「もう・・・っ。」
''後輩''の仮面の下に隠された、底なしの独占欲。
翻弄されながらも、結衣は廉の胸元に顔を埋め、彼から与えられる甘い熱を全身で受け止めていた。