英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
相手は、前年度王者のアメリカ代表チーム


彼らの容赦ない英語の機関銃と、完璧な国際法に基づいたロジックが、私たちの前に巨大な壁となって立ちはだかる


「チッ……さすがに本場のエリートだ。データの厚みが国内大会とはケタ違いだぞ」


先鋒の健二が冷や汗を流しながら席に戻ってくる


「大丈夫、健二のロジックは完璧だったし! あとはウチのパッションで、会場の空気をかっさらってくる!」


紬がマイクの前に飛び出し、崩壊寸前の文法を力技の熱量でなぎ倒す「パッション英語」を炸裂させた


審査員たちが「なんだこのエネルギッシュなギャルは!?」と驚き、ノートにペンを走らせる


しかし、相手のアメリカ代表も負けてはいない


彼らは紬の感情論を、冷徹な国際経済の数字で綺麗に上書きし、再び私たちを窮地に追い込んできた


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