先生はキケンな許嫁。


ぼーっと部屋の真ん中に座っていた私の目の前に先輩が座った。


「白石……」

「………ん……っ……」



考え事をしていた私に先輩は突然キスをした。

先輩から唇を重ねて、何度も何度も。



「……んっ………せん…ぱい?…」

「…………いい?」


キスをしながらベットに優しく倒された私の上には、先輩が馬乗りになっている。


「……うん」


私が頷くと、先輩は私のブラウスのボタンを上から順番に外していく。


これでいいんだよね。


覚悟を決めた私は緊張で目をつぶりながら、ブラウスを脱がされるのを待った。





その時の私の手は……なぜか震えていた。





「…ごめん、白石、怖がらせるつもりじゃ…」


「……っ………っう…」


気がついたら私は涙が止まらなかった。


私の泣いている顔を見た先輩は、ブラウスのボタンを外す手が止まった。


「ごめん。本当ごめん。俺白石のこと本当に好きで…」


「……本当に……ごめ…っ…なさい…」


「……あ、白石!」




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