先生はキケンな許嫁。
「あのさ、白石さん」
「ん?」
「俺と付き合ってくれない?」
「あ、いいよ次どこ行こっか」
「そうじゃなくて」
「え?」
あ…あぁ、恋愛の方の付き合ってってことかぁ…
先生のことを考えて頭が回っていなかった私は、ぼーっとしながら口を開いた。
「ごめんなさい」
「だよね、大丈夫」
割とあっさり受け入れてくれた冴島くんは、振られた余韻などみせずに、館内を一緒に歩き始めた。
なんか、適当に告った感が否めない…気がした。
「あー美織たち、ここにいたー!」
冴島くんのリアクションに疑問を抱いていると、奈々と相川くんが戻ってきた。