先生はキケンな許嫁。
−−ガタンッ
先生は周りに誰もいないのを確認して急いで私の部屋に入った。
「……はぁはぁ…ねぇ…殺す気?」
「だから言ったのに」
「なにが?」
「あいつら2人気をつけた方がいいって、俺言ったよね、美織ちゃん」
確かにそんなこと言ってたっけな……
「でもなんで、知ってたの?」
「俺一応担任だよ?みんなのこと客観的に見てるし、そういう仕事だからね」
「……なんでもっとちゃんと教えてくれないの!」
「だって美織ちゃん、プリプリしてたから」
「……だって先生のせいだもん…」
「………」
黙りながら少しずつ私の肩に触れ、顔を近づけてくる先生。
「なにが俺のせいなの?」
「……てかここ女子部屋だし、普通にセクハラ……ひゃあ!!」
先生は私をお姫様抱っこしてベットに運んだ。
どうしよう、心臓がドクンドクンって言ってる。
何も言わずに先生は私の上に馬乗りになって…
そっと優しく頭をなでて、ぎゅっと抱きしめてくれた。
抱きしめられた先生の髪からはシャンプーの良い香りがする。
嬉しさと恥ずかしさで頭が混乱していたら、華さんと遠藤先生とキスしてる光景がフラッシュバックした。
やっぱりちょっとモヤモヤするもん…。
「……先生なんてだいっきらい!」
「無理。ベットの上で課外授業な。」
大嫌いと言ったこと少し後悔しながらも、構ってくれる先生が……好きで好きで仕方なかった。
そして先生の唇が、私の唇に近付いて……