なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
My love.1)なってみせる、クリスタルレディー

crystal.1)

彼を探しにきたやってきた。

いつかきっと、彼に会うためにー…




「ふーん、お前が花村雫(はなむらしずく)?」

ここは(セント)クリスタル学園中等部、とんでもないお金持ちしか入れない日本トップクラスのエリート校。

その中に毎年1人だけ、お金持ちじゃなくても成績優秀なら入れるシステムがある。

そのテストを見事クリアしたのがわたし、花村雫なんだけど。

「俺らのクリスタルレディー、か」

入学早々呼び出しって怖すぎる。
しかもここってどこなのかなぁ?クリスタル学園広すぎてまだどこにいるのか全然わからないんだよね。

ふかふかなソファーに立派なテーブル、本棚にはぎっしり本が並べてあってちょっといい匂いがするこの部屋は教室って感じはまったくしない。
まるで社長さんが使うみたいな、キチッとした部屋で。

そこに、4人の男の子たちがいた。
入学した時から目立ってたからなんとなく名前は知ってる。

「えーっ、かわいいじゃん!オレ結構タイプだよ」

ソファーのひじ掛けに座ってわたしを指さしたのは、茄子原銀(なすはらぎん)くん。
色白でちょっと細い目に薄いくちびる、ふわっとした茶色い髪はばっちりセットしてあるみたい。

「まーっじすごくね~!?新入生テスト1位ってやっべ~~~!」

キラッキラの金色の髪にくりくりの大きな瞳でリアクションも声も大きいのは栗丸颯斗(くりまるはやと)くん。
ソファー上であぐらをかいてちょっとわんぱくだ。

「……。」

…ソファーの後ろでわたしのことをじーっと見ながら腕を組んで立ってるのは松雪秀太郎(まつゆきしゅうたろう)くん。
キリッとつり上がった眉に目もシュッとするどくて、髪が短いからお顔がよく見えてちょっと怖いかも。

「いい度胸してんな、庶民がうちの学校来るなんて」

そしてその真ん中でドンッと構えて足を組んで座ってるのが、椿原希生(つばきはらきお)くん。
つやっとした黒髪にスベスベな肌、すごくお顔はいいんだけど…わたしを見る目は獲物をとらえる目をしてる。

そんな人たちの前に呼び出されてただぽつんとその場に立っていることしかできなくて。

「あ、あのわたし…」

とんでもないことになってしまった。
クリスタルレディー、なんてすごいものに入学早々選ばれちゃうから。

「まぁいい、これからのお前次第だ」

ごくりと息をのむ、キッとにらまれた瞳に何も言えなくなってきゅっとスカートの裾を握った。

「様子見といこうじゃねぇか」


これからわたしは一体どうなっちゃうの?

何が起きるの?


この聖クリスタル学園でわたしは何をすればいいの??


「俺らのこと、満足させられるわけ?」


4人の男の子たちを満足させるって、どうやってー…!?
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