なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
ドキドキする胸の音を感じながらー…


「サインくださいっ!」


やっと言えた、クリスタル学園に来てからずっと言いたかったけど言えなかったことやっと…!


Keiのサインがずーっとほしかったのー…


「……。」

ぺこっと頭を下げたあと、顔を上げたら希生がものすっごい顔をしかめてた。
あっからさまに嫌そうな目で見てる。

え、なんで?

「あの、希生…?」

「お前…、言いたいことってそれかよ」

「え?あ、うん!せっかくキラひかの作者に会えたんだからサインほしいなって」

「お前マジで…っ」

「何!?なんで怒ってるの!?」

わなわなふるえちゃって、体全身で怒ってるのはわかるんだけど何で怒ってるのかはさっぱりわからない。

「お前に期待した俺がバカだったよ!!」

わたしはただ希生に聞いてほしいことを言っただけなのに!?

「なんで!?期待って何!?何を期待してたの!?」

「“クリスタルレディーの願い事”を言って来いよ!」

「だから言ったじゃん、Keiのサインがほしいって!」

「お前なんかにはぜってぇーやらん!!!」

「嘘つき、叶えてくれるって言ったのに~~~!」

ブンッと腕を離されちゃって、ぷいっとそっぽを向かれた。

ドキドキしながら伝えたのに、どうやらわたしの願いは叶えてもらえないらしい。

希生にしか叶えてもらえないのに!
< 115 / 116 >

この作品をシェア

pagetop