なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「うわっ」
急に甲高い声で叫んだ、いつもの落ち着いた希生の声じゃなくてあきらかにあわててて。
「え、何?どーした…」
の?って聞こうと思った瞬間、希生が持ってた本をバッサァーッて振り回した。
「うわぁぁぁっ」
「え!?何っ、何が…っ」
あ、虫!
ブンッと勢いよく飛んだ、早すぎて何の虫かわからないぐらい。
だけどブンブンと飛び回って、そのたびに希生は叫んで図書室がてんやわんやした。
「あ、待って動かないで!」
「無理だろ!無茶言うなよ!!」
「つかまえる!つかまえるから静かにっ!」
「お前、マジで…っ」
「……。」
ゆっくーり手を開いてそろーっと虫に近づいた。
息を止めて希生の肩に止まった虫めがけてすばやくパンッと手を叩いて…
「あ、つかまえた!」
「うわっ、近寄んな!」
「今すっごかったよね!?」
「こっち手向けるなっ」
「ねぇ見てた!?あ、見る!?」
「見ねぇーよふざけんな!早くそれどうにかしろっ!!」
あっちにいけって背中を突き飛ばされたからそのまま窓の方へ向かった。
外に向かって手を開いて飛んでいく虫を見送る、つぶれてなくてよかったって思いながら。
べちゃっていかなくてよかった、無傷のまま返せた。
今のは上手かったよねわたし、すごかったー…って自分をほめながらくるんっと振り返った。
ちょっとだけ、ニヤッとしちゃって。
「希生って虫怖いんだ?」
「……。」
あ、にらまれた!でも全然怖くないし!
「希生もカンペキなわけじゃないんだね!」
なんだかちょっとうれしくて、希生の苦手なことが知られてうれしかった。
「虫なんざこの世からいなくなればいいんだ!」
「みんな生きてるんだよ、虫もわたしたちもおんなじ!」
「同じでたまるかよっ」
急に甲高い声で叫んだ、いつもの落ち着いた希生の声じゃなくてあきらかにあわててて。
「え、何?どーした…」
の?って聞こうと思った瞬間、希生が持ってた本をバッサァーッて振り回した。
「うわぁぁぁっ」
「え!?何っ、何が…っ」
あ、虫!
ブンッと勢いよく飛んだ、早すぎて何の虫かわからないぐらい。
だけどブンブンと飛び回って、そのたびに希生は叫んで図書室がてんやわんやした。
「あ、待って動かないで!」
「無理だろ!無茶言うなよ!!」
「つかまえる!つかまえるから静かにっ!」
「お前、マジで…っ」
「……。」
ゆっくーり手を開いてそろーっと虫に近づいた。
息を止めて希生の肩に止まった虫めがけてすばやくパンッと手を叩いて…
「あ、つかまえた!」
「うわっ、近寄んな!」
「今すっごかったよね!?」
「こっち手向けるなっ」
「ねぇ見てた!?あ、見る!?」
「見ねぇーよふざけんな!早くそれどうにかしろっ!!」
あっちにいけって背中を突き飛ばされたからそのまま窓の方へ向かった。
外に向かって手を開いて飛んでいく虫を見送る、つぶれてなくてよかったって思いながら。
べちゃっていかなくてよかった、無傷のまま返せた。
今のは上手かったよねわたし、すごかったー…って自分をほめながらくるんっと振り返った。
ちょっとだけ、ニヤッとしちゃって。
「希生って虫怖いんだ?」
「……。」
あ、にらまれた!でも全然怖くないし!
「希生もカンペキなわけじゃないんだね!」
なんだかちょっとうれしくて、希生の苦手なことが知られてうれしかった。
「虫なんざこの世からいなくなればいいんだ!」
「みんな生きてるんだよ、虫もわたしたちもおんなじ!」
「同じでたまるかよっ」