なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「やめないよ!やめるつもりなんかないけど…っ」

そんな顔で見られると、こっちまでそんな顔をしたくなっちゃう。

「花村いないとさみしいだろ?」

松雪くんの声は誰より低くて、だけどおだやかだから。

「花村だけだから俺の顔見て話してくれる女子は」

「…そんなことないよ、松雪くんのこと知ったらみんなっ」

「花村だけでいい」

ふっと静かに声を出して、目を細めて笑って。

「花村だけでいいから」

そんな松雪くんは全然怖くない、もう怖いだなんて思わない。
それどころかそんなことを言われて恥ずかしくなっちゃって、目をそらしちゃったし。

「かわいいな花村、照れちゃって」

「松雪くんわざと言ってる!?」

くすくす笑ってちょっと楽しそうなんだもん!
これはわたしのことからかってるんじゃないの!?

そうやってわたしのことー…


「本気だよ」


…っ

かぁーっと顔が赤くなる、それを見て松雪くんはまた笑ってた。

これはもう松雪くんのペースすぎる、赤くなったほっぺを両手で隠した。

「ま、松雪くん!なんでわたし呼んだの!?用があって呼んだんだよね!?」

「あぁ、それは…」

これはもう話をそらすしかないと思ってちょっと声を大きくした。もうこの話は終わり!って思って。

「栗丸が探してる」

「しずしずやっほー!」

曲がり角を曲がろうとしたらクリくんがひょっこり現れた、ひらひらと手を振りながら。
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