逆サイド 100文字ミステリー

誕生日

夫と沙織のデートを目撃した。
まさか堂々と私の誕生日に訪ねてくるとは。
包丁を持つ手に躊躇はなかった。
あれ、こんなところにケーキがある。
誰が用意したのだろう、私の好みを知っているのは沙織くらいなのに。

【真相】
目撃したのは、”デート”ではなく、”サプライズ計画の最中”だ。
ケーキは、誕生日の私のために用意されたものだった。
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