逆サイド 100文字ミステリー

アシ

そんなつもりハなかっタ。俺はいつも通り座っていて、あいつが、勝手に俺のアシに引っかかってこけたんだ。
こけた先の石に頭をぶつけて死ぬなんテ、とことんついてないヤツだ。何年か経てば、俺の栄養になるダロウ。

【真相】
語り手の正体は一本の木である。”アシ”は木の根のことだったのだ。木の下で死ねば、土に還り、栄養として吸収される。
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