【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
放課後。

「鈴ちゃん、今日も第二美術室で待ち合わせね」

間宮くんから届いたメッセージ。

イケメンと放課後に待ち合わせとは乙女の夢が詰まってる。

しかし、あんなに芽衣に引かれる妄想を繰り広げておきながら、ホームルームが長引いた私は美術室に行くのは間宮くんの後だった。

「間宮くん、遅れてごめんっ!」

「鈴ちゃん」

今日も間宮くんはイケメンだった。

先生! こんなイケメンを待たせちゃダメです!

うちのクラスのホームルームは長すぎます!

「今日はどんなポーズをとればいい?」

間宮くんが私の顔を覗き込む。

「えっと、今日は壁ドンをして欲しい」

私は、あまりの恥ずかしさに俯いた。

校内一のイケメンに壁ドンを頼む女子。

うん、文字にしただけでやばい。

「了解」

こんなやばいお願いを間宮くんは爽やかに了承した。

「じゃあ、鈴ちゃんは壁際に行ってね」

「うん」

私はカメラをセットしながらふと思った。
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