【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
「ずっと可愛いイラストだなって思ってた。でも、その程度だった」

「鈴ちゃんがイラストの要望を答えようとして、俺にモデルを頼むまでは」

「ああ、こんなにもイラストに真剣に向き合ってるんだなって思った。ねえ、鈴ちゃん。これからも俺をモデルにしてくれる?」

「するに決まってる。だって間宮くん、こんなに格好良くて優しいんだよ!? イラストにだって真剣に向き合ってくれるし。間宮くん以外に頼む人なんていない!」

ああ、心の声じゃなくて口に出しちゃった。

でも、いいよね。

たまには素直さも大切!

私の家の前まで着いて間宮くんが帰ろうとしたが、くるっと振り返る。



「鈴ちゃん、好きだよ」



そう言って、間宮くんは帰っていった。

は?

雨の音で声は小さかったけど、そう言ったよね?

え?

幻聴?

妄想?

いや、友達の好きだよね。

お前を友達に認めた的な!?

だって間宮くんと話せるようになってから全然時間経ってないし。

間宮くんが私を好きとか……


いや、私も好きだー!


もう認めたくないけど、認める!

あんなに格好いい人好きにならない方が無理です!

今まで間宮くんに告った女子たち。

勝手にミーハーだな、とか思ってごめん!

あんなの好きにならない方が無理だー!
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