【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
「間宮くん……」

「鈴ちゃんのびっくりした顔もかわいいね」

目が節穴なの!?

私の顔は中の下だよ!?

誰も気づかないレベルで髪型を変える時でさえ「あいつイキリやがって……」と思われないか心配になっちゃうタイプだよ!?

でも結局「どうせ誰も見てないぜ!」って勇気出して登校して、結局本当に誰にも気づかれないタイプだよ!?

でも! 

でも!

可愛いって言われて嬉しくならないタイプじゃないー!

素直に言うと、めちゃくちゃ嬉しいー!

「あははっ、照れてる顔もかわいい」

いや、イケメンすぎるわ!

そりゃ間宮くんがちょっと寝癖ついているだけで、女子がキャーキャー言うわ!

私の髪型の変化とはレベルが違うよ!?

「鈴ちゃん? 美術室行こ?」

踊り場から動かない私を間宮くんが不思議そうに見つめている。

「い、行く……」

何を言葉に詰まっているの、私!

これだけ心の中で話しておいて、表では「い、行く……」だけなんてバランスがおかしすぎるよ!?

天秤だったら壊れているレベルだよ!?

それでも、やっぱり上手く話せないまま美術室に着いてしまう。
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