【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
四話
それから、どんな顔をして間宮くんに会えば良いか分からなくて間宮くんを避ける……なんて恐れ多いことが出来るわけもなく、私は美術室から30メートル離れた階段の踊り場で深呼吸をしていた。
ラジオ体操の最後のように腕を広げて。
「すーはー、すーはー」
そんな私の後ろから申し訳なさそうに下級生の女の子が声をかけた。
「あの、すみません……そこ通りたくて……」
「あ、ごめんなさい!」
私が慌てて廊下の横によると、女の子はぺこっと頭を下げて階段を降りていく。
何やっているの、私のばか!
廊下をふさぐにしても深呼吸ってなんなの!
もはや踊り場で集まって話しているヤンキーより逆に声をかけずらいよ!
変人の極みだよ!
「何してるの、鈴ちゃん」
「わー!!!」
また突然声をかけられて後ろを振り返る。
今度は下級生の女の子……ではなく、どう見てもイケメンが立っている。
間違えた、間宮くんが立っている。
ラジオ体操の最後のように腕を広げて。
「すーはー、すーはー」
そんな私の後ろから申し訳なさそうに下級生の女の子が声をかけた。
「あの、すみません……そこ通りたくて……」
「あ、ごめんなさい!」
私が慌てて廊下の横によると、女の子はぺこっと頭を下げて階段を降りていく。
何やっているの、私のばか!
廊下をふさぐにしても深呼吸ってなんなの!
もはや踊り場で集まって話しているヤンキーより逆に声をかけずらいよ!
変人の極みだよ!
「何してるの、鈴ちゃん」
「わー!!!」
また突然声をかけられて後ろを振り返る。
今度は下級生の女の子……ではなく、どう見てもイケメンが立っている。
間違えた、間宮くんが立っている。