【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
え?

今の出来事、現実?

私、少女漫画の主人公だったの?

私は鏡を取り出して、自分の顔を映した。

「うん、ヒロインの顔じゃない」

って、自分の顔で現実って分かるのも虚しいけどなっ!

「とりあえず、教室戻ろ」

私は、よろよろと教室に戻った。

「すーずっ!どう告白はうまくいった?」

友達の芽衣(めい)が声をかけてくれる。

「だから、告白じゃないって」

「ほぼ告白みたいなもんじゃん。モデルになって欲しいなんて」

芽衣は唯一なんでも話せる友達。

私は間宮くんがモデルを引き受けてくれたことを伝えた。

「やば……」

芽衣が絶句している。

「少女漫画じゃん」

私もそう思います。

「ここから恋が始まったり!?」

芽衣がニヤニヤしている。

「はい、からかわないでくださーい」

私はくっついてくる芽衣を引き剥がした。
< 8 / 38 >

この作品をシェア

pagetop