霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
「おはよう恵美。…毎回急に抱き着いてこないでよ」

「て言いながら毎回しっかり耐えてるじゃん。なら問題ないよ」

問題大有りだわっていつもの会話でお互い笑い合って二人で一緒に学校に向かった。

「昨日のメッセージ送った通り、今日転校生くるんだよね」

「あーそういえばそうだったね」

「えー昨日のメッセージ忘れてたの?」

「ごめんごめん」

昨日の不思議な夢とお父さんとのひいおばあちゃんのお話が衝撃的で忘れていた。

あんな色んな事が頭に入ってくればそりゃ忘れてしまうのも無理がない。

「…なんか霧美結構疲れてる様に見えるけど大丈夫?」

「えっそう?」

全然気付かなかった。

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