霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
こちらからは、顔が見えなくて一瞬に声をあげてビビりかけたが、何故か怖いと思えない。

普段なら思いっきりキャー!と叫んでしまうほど怖がりだが、不思議と今は目の前の女の子に何故か懐かしいと感じてる。

戸惑い隠せず体を震わせたが、自然と足が女の子の方向に向き進み始めた。

無意識で女の子の方で向ったのか故意的に向ったのか私には、分からないが泣いている子が目の前にいるのなら放っておく事が出来ない性格であるため泣いている女の子に向かって行った。

その女の子との距離が近づいてきた時、突然激しい痛みを感じる頭痛がやってきた。

夢なのにあまりにも痛すぎるその頭痛に、耐え切れなくて私は地面に倒れてしまいそこで意識が途絶えてしまった。

「霧美起きなさい!ご飯よ」

次の瞬間目を覚ましたら、いつもの部屋のベットにいた。

私の傍に困った顔をしているお母さんが立っていて、どうやら晩御飯ができたので呼びに来たようだ。
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