霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
いきなり言うのは、霞さんを驚かせてしまい申し訳なかったがどうやら予想は当たったようだった。

すごい勢いでこちらに顔を近づかせてきて私も驚いてしまった

「な、なんであなたが亮さんの事を」

どうやら霞さんの好きだった人の名前は亮って言うらしい。

私は、落ち着いてと言い霞さんの肩を掴み少し距離を離す。

だが、霞さんは興奮しているのか中々落ち着いてくれない。

先に私のひいおばあちゃんの事を言ったほうがいいのかもしれない。

「ちょっとごめん。先にちょっと霞さんに伝えておきたいことがあるの」

「な、なんでしょうか」

と言ったが果たしてこの事を話して信じてくれるかどうか分からない。

私は、未来人です。

とか言っても普通信じてくれないかも知れないが、霞さんにはこれは絶対に伝えるべきだと思う。

「…今から言うことは信じてもらえないかもしれないけれど、私はあなたの親友だった岡内のひ孫です」

ひいおばあちゃんの名前は聞いたことがなかったので彼女に通じるか分からなかった。

だが目線の先いる霞さんを見ると何度も瞬きを繰り返してこちらを見ていた。

「え!?…岡内ってもしかして百花ちゃんの事?」

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