霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
括史は大丈夫と言ったがお父さんという存在が小さい時からいなくて寂しい思いをしてきたのではないのかと私は口には出さないが私はそう思う。
「おーい聞いてる?」
「あ、ごめんごめん、ボーっとしてた。なんか言った?」
とお父さんの存在について考えていたら、括史が何か話していたらしい。
全然気が付かなった。
「もう、まぁいいや。いや、さっき急いでたように見えたから何か急ぎの用事でもあったんじゃないかって」
「急ぎの用事?…あ、お母さん」
しまった。
完全に忘れていた。
括史と会って立ち話していたからか完全にお母さんのことを頭から抜けていた。
まだ家までは遠く時間がかかることがほぼ確定だったので私は思わずため息をついた。
「ごめん、引き留めちゃって」
「いやいいよ、括史は悪くないし」
私から話しかけに行ったもんだから何も括史は悪くない。
スマホに手をかけとりあえずお母さんに、連絡しようと連絡アプリを開くと。
「おーい霧美」
と遠くから私を呼ぶ声が聞こえる。
聞きなじみがある声だったので、その声の正体にはすぐ気が付いた。
その声の方向に振り返るとお父さんが車の窓から顔を出してゆっくりこちらに向かってきていた。
「おーい聞いてる?」
「あ、ごめんごめん、ボーっとしてた。なんか言った?」
とお父さんの存在について考えていたら、括史が何か話していたらしい。
全然気が付かなった。
「もう、まぁいいや。いや、さっき急いでたように見えたから何か急ぎの用事でもあったんじゃないかって」
「急ぎの用事?…あ、お母さん」
しまった。
完全に忘れていた。
括史と会って立ち話していたからか完全にお母さんのことを頭から抜けていた。
まだ家までは遠く時間がかかることがほぼ確定だったので私は思わずため息をついた。
「ごめん、引き留めちゃって」
「いやいいよ、括史は悪くないし」
私から話しかけに行ったもんだから何も括史は悪くない。
スマホに手をかけとりあえずお母さんに、連絡しようと連絡アプリを開くと。
「おーい霧美」
と遠くから私を呼ぶ声が聞こえる。
聞きなじみがある声だったので、その声の正体にはすぐ気が付いた。
その声の方向に振り返るとお父さんが車の窓から顔を出してゆっくりこちらに向かってきていた。