京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
振られ女寧々、墓穴を掘る
 頭が痛い、ガンガンする。
 水が飲みたいと身体を起こすと、いつもとは違う風景が見えて寧々は何度かまばたきをした。
 ……ここは自分の家では、ない?

 がばりと起き上がり、とりあえずきちんと服を着ていることを確認し心から安堵する。
 辺りを見渡すとここは誰かの家のようで、寧々は見知らぬ人のベッドで目が覚めたようだ。

 部屋を出てリビングに行くと、ソファーで寝ている男がいた。そろりと近づくと、寝顔が綺麗なところが羨ましいなんて思ったりしたが、今は置いておく。

 頭がズキズキするが、なんとかして昨日のことを思い出さなければ。

 ……確か、伊織と名乗る男性とバーで出会って意気投合したのだ。それから楽しくて飲めないお酒をじゃんじゃん飲んで、それから記憶がない。

 ──もしかして、やらかしてしまった!?
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