京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
 ファミレスで夜ご飯を食べ終わってから、伊織に車で送ってもらう。別れの時間はあっという間にくるもので、楽しかった一日も終わりを迎える。

「また来年も海行こうね」
「そうやね、約束や」
「うん、約束」

 いつだかのように、ゆびきりげんまんをした。あの時は次のデートの約束をした時だった気がする。今回は来年もまた海に行く約束だ。これが嘘にならないことを願いながら小指を絡めた。どうかまた来年も伊織と海に行けますように。
< 112 / 143 >

この作品をシェア

pagetop