京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
「寧々、話があるんやけど、聞いてくれへん?」
真剣な表情で寧々を見つめる伊織は、どこか緊張しているように見えた。
「改まってどうしたの?」
「俺な、寧々のことがむっちゃ好きやねん。ずっとそばにいたいし、そばにいてほしい。俺の仕事を理解してくれはるし、ありがたいと思う。そんな寧々を大切にしたいし、俺と一緒になってほしいんよ。好きや、寧々、愛してる。俺と結婚しよう」
寧々は頭が追いつかなかった。伊織の誕生日にまったりとおうちデートを楽しんでいたら、まさかのプロポーズをされているのだから。
何も言わない寧々に伊織は焦ったのか、言葉を続けた。
「付き合うて三ヶ月しか経ってへんけど、寧々と過ごす時間は俺にとってかけがえのないものなんや。恋人同士でもええけど、俺は夫婦として生きていきたい。それくらい、寧々のことが好きなんよ」
真剣に愛を囁く伊織に、寧々は知らぬうちに涙が出ていた。はらはらと頬を濡らす涙は止まらない。
「……嬉しい。私、本当に嬉しい」
「これ、婚約指輪。サイズは測ってあるから、大丈夫やと思う」
「ありがとう、大事にするね」
「……プロポーズ、受けてくれはる?」
「はい。まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします」
「よっしゃ! むっちゃ嬉しい!」
伊織は婚約指輪を嵌めた寧々の手をぎゅっと握った。
そして、立ち上がったかと思えば寧々を思い切り抱きしめた。こんなにハイテンションな伊織は、スランプからの脱却、原稿が終わった時以来だ。
それほど嬉しいと思ってくれているのなら、寧々も嬉しくてたまらない。
二度目の結婚したいという意思は伊織にとってハードルが高いものであっただろうに、それでも寧々と一緒にいたいから結婚という形を選んでくれたことが言葉にできないほど嬉しい。
「俺、実は子どもも欲しいんやけど、寧々はどうなん?」
「……伊織さんとの子どもなら、欲しい、です」
「寧々ッ……!」
いきなり口付けられた。激しいキスは何度も経験しているが、今日ほどこんなにも強く求められたことは初めてかもしれない。
「今すぐ寧々を抱きたい」
嬉しいお誘いだが、テーブルにはまだワイングラスが残っている。それらを片付けて、シャワーを浴びて万全な状態にしておきたいのに。
伊織の瞳は熱を孕んでいて、今にも視線で射抜かれそうだ。こんなにも分かりやすく男を見せる伊織は珍しい。それほどまでに強く求められていると気づき、寧々は色々と諦めた。その代わり、自分からキスをして伊織の首に手を絡めた。
それだけで伊織には伝わったのだろう。お姫様抱っこをして、寝室へと運ばれたのだから。
真剣な表情で寧々を見つめる伊織は、どこか緊張しているように見えた。
「改まってどうしたの?」
「俺な、寧々のことがむっちゃ好きやねん。ずっとそばにいたいし、そばにいてほしい。俺の仕事を理解してくれはるし、ありがたいと思う。そんな寧々を大切にしたいし、俺と一緒になってほしいんよ。好きや、寧々、愛してる。俺と結婚しよう」
寧々は頭が追いつかなかった。伊織の誕生日にまったりとおうちデートを楽しんでいたら、まさかのプロポーズをされているのだから。
何も言わない寧々に伊織は焦ったのか、言葉を続けた。
「付き合うて三ヶ月しか経ってへんけど、寧々と過ごす時間は俺にとってかけがえのないものなんや。恋人同士でもええけど、俺は夫婦として生きていきたい。それくらい、寧々のことが好きなんよ」
真剣に愛を囁く伊織に、寧々は知らぬうちに涙が出ていた。はらはらと頬を濡らす涙は止まらない。
「……嬉しい。私、本当に嬉しい」
「これ、婚約指輪。サイズは測ってあるから、大丈夫やと思う」
「ありがとう、大事にするね」
「……プロポーズ、受けてくれはる?」
「はい。まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします」
「よっしゃ! むっちゃ嬉しい!」
伊織は婚約指輪を嵌めた寧々の手をぎゅっと握った。
そして、立ち上がったかと思えば寧々を思い切り抱きしめた。こんなにハイテンションな伊織は、スランプからの脱却、原稿が終わった時以来だ。
それほど嬉しいと思ってくれているのなら、寧々も嬉しくてたまらない。
二度目の結婚したいという意思は伊織にとってハードルが高いものであっただろうに、それでも寧々と一緒にいたいから結婚という形を選んでくれたことが言葉にできないほど嬉しい。
「俺、実は子どもも欲しいんやけど、寧々はどうなん?」
「……伊織さんとの子どもなら、欲しい、です」
「寧々ッ……!」
いきなり口付けられた。激しいキスは何度も経験しているが、今日ほどこんなにも強く求められたことは初めてかもしれない。
「今すぐ寧々を抱きたい」
嬉しいお誘いだが、テーブルにはまだワイングラスが残っている。それらを片付けて、シャワーを浴びて万全な状態にしておきたいのに。
伊織の瞳は熱を孕んでいて、今にも視線で射抜かれそうだ。こんなにも分かりやすく男を見せる伊織は珍しい。それほどまでに強く求められていると気づき、寧々は色々と諦めた。その代わり、自分からキスをして伊織の首に手を絡めた。
それだけで伊織には伝わったのだろう。お姫様抱っこをして、寝室へと運ばれたのだから。