京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
 楽しかったデートも終わり、楽しい気分のまま家に帰宅する。伊織に無事に帰宅したことを連絡し、寧々は手洗いうがいをした。
 スマホの通知音が鳴り、急いで確認すると相手は伊織だった。彼はもう少ししたら家に着くそうで、寧々が無事に着いたことを安心してくれたようだ。

 寧々は伊織が写った写真とメロンソーダフロート、ナポリタンにあじさいの写真を送った。
 すると、伊織からは寧々の写った写真とコーラフロート、同じくナポリタンにあじさいの写真が送られてきた。
 似たような構図なのにそれは伊織が撮ったもので、また新鮮な感覚になる。

 ──しばらく更新していなかったSNSを更新しようかな。
 寧々は今日の写真を何枚か見直していると、楽しかった思い出が一気にかけ巡る。気持ちをそのまま載せるわけにはいかないので、一旦落ち着かなければ。

 何度か深呼吸をして、頭をすっきりさせる。よし、更新しよう。ハッシュタグはあじさいと純喫茶をつける。写真は厳選したものをピックアップし、SNSに投稿した。
 久しぶりの投稿に気づいた友人達からいいねやメッセージが届く。拓也のことは共通の友人にだけ話してあるので、ようやく更新されたSNSにみんなほっとしているようだった。
 メッセージに返信をして、優しい気持ちのまま料理を始めた。
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