京都弁男子に溺愛されています〜憧れの小説作家は気になる彼でした〜
バスを降りて歩き出すと、急勾配な坂が見えてきた。観光客で賑わっており、大変混雑している。
「寧々ちゃん、はぐれんようにしっかり掴まってや」
「うん」
伊織にぎゅっと握られた手は加減がされていて痛くない。寧々も人混みで逸れてしまわないよう、手を握り返した。
坂を登り、お目当ての清水寺に到着した。歩いて進むと、仁王門が待ち構えていた。ずっしりとした佇まいに圧倒される。
それからどんどん歩いて進むとおみくじを引けるところがあったので、寧々と伊織は小銭を支払いおみくじを引く。
寧々は凶、伊織は末吉だった。おみくじによると、恋愛運は絶好調だが私生活で新たな問題が発生するそうだ。
「まあ、あくまでおみくじだしね。これからも精進します」
「俺も頑張るわ。寧々ちゃんとずっと一緒にいついしな」
「……ありがとう。嬉しい」
「うん、俺も」
おみくじは指定された「おみくじ結び処」に結ぶそうだ。二人は指定されたところまで行き、おみくじを結んだ。
いいことがあっても悪いことがあっても、それをどうにかして乗り越えられるのは自分自身だけなのだ。
だから、何があっても前を向いて歩いて行こう。
それから清水の舞台に行き、写真を撮った。ここに来るまでに何枚も撮ったが、やはり人気スポットだけあって人の混み具合がすごい。どれだけ頑張ってもほかの人が写真に写り込んでしまうが、こればかりは仕方ないと諦めた。
ここから飛び降りる人がいたらしいが、何十メートルもの高さから飛び降りて無事だった人は果たして何人いるのだろうか。
清水寺を出て、近くにある神社仏閣に立ち寄った。京都はかつての都だったこともあり、現代でもこういった貴重な建物が残っていることは奇跡に近いのだろう。
代々の人間が尊び畏れ、大切に残してきた財産は今でも同様に扱われているのが、日本人の謙虚さと信心深さの象徴なのかもしれない。
「寧々ちゃん、はぐれんようにしっかり掴まってや」
「うん」
伊織にぎゅっと握られた手は加減がされていて痛くない。寧々も人混みで逸れてしまわないよう、手を握り返した。
坂を登り、お目当ての清水寺に到着した。歩いて進むと、仁王門が待ち構えていた。ずっしりとした佇まいに圧倒される。
それからどんどん歩いて進むとおみくじを引けるところがあったので、寧々と伊織は小銭を支払いおみくじを引く。
寧々は凶、伊織は末吉だった。おみくじによると、恋愛運は絶好調だが私生活で新たな問題が発生するそうだ。
「まあ、あくまでおみくじだしね。これからも精進します」
「俺も頑張るわ。寧々ちゃんとずっと一緒にいついしな」
「……ありがとう。嬉しい」
「うん、俺も」
おみくじは指定された「おみくじ結び処」に結ぶそうだ。二人は指定されたところまで行き、おみくじを結んだ。
いいことがあっても悪いことがあっても、それをどうにかして乗り越えられるのは自分自身だけなのだ。
だから、何があっても前を向いて歩いて行こう。
それから清水の舞台に行き、写真を撮った。ここに来るまでに何枚も撮ったが、やはり人気スポットだけあって人の混み具合がすごい。どれだけ頑張ってもほかの人が写真に写り込んでしまうが、こればかりは仕方ないと諦めた。
ここから飛び降りる人がいたらしいが、何十メートルもの高さから飛び降りて無事だった人は果たして何人いるのだろうか。
清水寺を出て、近くにある神社仏閣に立ち寄った。京都はかつての都だったこともあり、現代でもこういった貴重な建物が残っていることは奇跡に近いのだろう。
代々の人間が尊び畏れ、大切に残してきた財産は今でも同様に扱われているのが、日本人の謙虚さと信心深さの象徴なのかもしれない。