きみの居ない春を、まだ知らない
見なければいい


そう思った


もう八年前のことだ


今さら何かが変わるわけじゃない


そう思っていた


けれど、その夜


玲奈は眠れなかった


午前一時を過ぎても眠れず、結局ベッドを出た


机の上に置いた雑誌を開く


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