きみの居ない春を、まだ知らない
「そこに、その人がいたって分かるから」
胸の奥が、少しだけ痛んだ
「寂しくないですか」
「寂しいよ」
湊は笑った
「でも、嫌いじゃない」
玲奈はそれ以上聞かなかった
最後の質問を書く
そして、ふと手を止めた
「この個展のタイトルについて聞いてもいいですか」
「うん」
「『残るもの』にした理由は何ですか」
胸の奥が、少しだけ痛んだ
「寂しくないですか」
「寂しいよ」
湊は笑った
「でも、嫌いじゃない」
玲奈はそれ以上聞かなかった
最後の質問を書く
そして、ふと手を止めた
「この個展のタイトルについて聞いてもいいですか」
「うん」
「『残るもの』にした理由は何ですか」