きみの居ない春を、まだ知らない
「文学部」


「やっぱり」


「何が」


「玲奈っぽい」


「どういう意味」


「本ばっかり読んでそう」


「実際そうだった」


二人で笑った


その瞬間だけ


八年間という時間がなくなったような気がした


でも、すぐに思い知らされる


八年間は確かにあった


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