きみの居ない春を、まだ知らない
玲奈の中には小さな不安が生まれた
また失ったらどうしよう
その気持ちが、少しずつ大きくなっていた
ある夜
湊の部屋で映画を見ていた
玲奈は画面を見ているふりをしていた
湊がリモコンを置く
「玲奈」
「ん?」
「今日、変だよ」
「そう?」
「うん」
また失ったらどうしよう
その気持ちが、少しずつ大きくなっていた
ある夜
湊の部屋で映画を見ていた
玲奈は画面を見ているふりをしていた
湊がリモコンを置く
「玲奈」
「ん?」
「今日、変だよ」
「そう?」
「うん」