君の好きな人は、私でした
少しずつ涙が出そうになる


「柊真が私のことを好きじゃなくなったって言ったとき」


声が震えた


「すごく嫌だった」


柊真が顔を上げる


私は涙を拭う


「そこでやっと分かったの」


「何が?」


私は柊真を見る


「私も、柊真のことが好きなんだって」


柊真は何も言わなかった


< 148 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop