君の好きな人は、私でした
柊真は鞄の中を確認している


あの袋だ


まだ持っている


誰に渡すんだろう


そう思っていると、柊真が立ち上がった


「ちょっと行ってくる」


「どこに?」


「……少し」


それだけ言って、教室を出ていった


私はその背中を見送った


何だか落ち着かない


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