君の好きな人は、私でした
「何してた?」


私は答えられなかった


昨日、柊真の好きな人についてずっと考えていたなんて言えるわけがない


「宿題してた」


「そう」


「柊真は?」


「普通に寝た」


「そっか」


雨の音だけが聞こえる


私はふと、柊真の手元を見た


鞄の中に、あの小さな袋が入っているのが少しだけ見えた


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