親が再婚したけど、どうやら義兄弟が八人いるらしい
2 学校に行こう
1
起きると、もう明るくなっていた。手元にあるスマホで時間を確認すると、もう6時をまわっている。
(起きないと…)
起きようと思っていても、動けない。瞼がまた閉じてきてしまっている。
今日から私は六月くんたちが通っている高校と同じ高校に通うことになった。
六月くんたちが通っている高校は私でも名前を知っているくらいの偏差値の高いおぼっちゃん高校だ。当初、転校する際にこの高校の名前を出されたとき、やっぱりお金持ちなんだなぁと白目を剥きそうになったくらいだ。
目元をこすりながらベッドから這い出る。そういえば、八代家は朝ご飯はどうしているんだろう、みんなで食べる派なのかな。みんなで食べるなら何時なんだろう。
昨日何も聞かずに寝てしまった自分を責めつつ、とりあえず、新しく仕立ててもらった制服を着る。ここの制服は高級感漂う金色の刺繍の入った白色の制服だ。シャツを着て黒色のネクタイを付ける。プリーツの入ったスカートを履いて部屋に備え付けてあった全身鏡で自分を見たが、制服に着られている感が半端ない。当然この部屋にはお姫様みたいなドレッサーもあるので、髪を整えることもできた。海さんによると、校則はそこまで厳しくないらしいが、私はいつも通りのポニーテールにした。
準備をして、階段を下り、リビングに行く。
「おはようございます」
「おはよう、凛ちゃん」
キッチンに立っている一翔さんが振り返る。リビングには一翔さんと圭五お兄ちゃん、六月くんに七音くん、晴くんがいた。
「おはよー!凛ちゃん」
「おはよう、凛さん」
七音くんと晴くんがやってくる。
「おはよう」
「制服似合ってますね」
そう言われてやっと気づいたが、七音くんも晴くんも同じ白い制服を着ている。七音くんは同じ高校だからわかるけど、何で晴くんも?
「晴くんも制服同じなの?」
「ボクは中等部なんだよ!ボクたちは小等部のときからこの学校なんだ!」
小等部からこの学校なんだ…八人も通わせるなんて、一体どうなっているんだ、この家計は。少し視線をずらすと、六月くんと圭五お兄ちゃんが机の上で朝ごはんを食べている。
「そういえば、朝ごはんって別々なの?」
「うん、みんな時間が違うからねー、朝ごはんはね、一翔にぃが作ってるの!」
「そうなの?一翔さん、お仕事は大丈夫なんですか?」
「うん、自営業だしね、凛ちゃん朝ごはん食べちゃいなー」
そう言って、机の上にお皿が置かれた。そこにはベーコンエッグやソーセージ、トーストが乗っていた。
「わぁ」
「ごめんね、朝は結構適当になっちゃってて」
「いや、すごいですね、おいしそう」
見てるだけで涎が口から出てきそうだった。朝からこんなモーニングが食べられるなんて、嬉しすぎる。
「いただきます」
そう言って私は目の前のトーストに手を伸ばした。
(起きないと…)
起きようと思っていても、動けない。瞼がまた閉じてきてしまっている。
今日から私は六月くんたちが通っている高校と同じ高校に通うことになった。
六月くんたちが通っている高校は私でも名前を知っているくらいの偏差値の高いおぼっちゃん高校だ。当初、転校する際にこの高校の名前を出されたとき、やっぱりお金持ちなんだなぁと白目を剥きそうになったくらいだ。
目元をこすりながらベッドから這い出る。そういえば、八代家は朝ご飯はどうしているんだろう、みんなで食べる派なのかな。みんなで食べるなら何時なんだろう。
昨日何も聞かずに寝てしまった自分を責めつつ、とりあえず、新しく仕立ててもらった制服を着る。ここの制服は高級感漂う金色の刺繍の入った白色の制服だ。シャツを着て黒色のネクタイを付ける。プリーツの入ったスカートを履いて部屋に備え付けてあった全身鏡で自分を見たが、制服に着られている感が半端ない。当然この部屋にはお姫様みたいなドレッサーもあるので、髪を整えることもできた。海さんによると、校則はそこまで厳しくないらしいが、私はいつも通りのポニーテールにした。
準備をして、階段を下り、リビングに行く。
「おはようございます」
「おはよう、凛ちゃん」
キッチンに立っている一翔さんが振り返る。リビングには一翔さんと圭五お兄ちゃん、六月くんに七音くん、晴くんがいた。
「おはよー!凛ちゃん」
「おはよう、凛さん」
七音くんと晴くんがやってくる。
「おはよう」
「制服似合ってますね」
そう言われてやっと気づいたが、七音くんも晴くんも同じ白い制服を着ている。七音くんは同じ高校だからわかるけど、何で晴くんも?
「晴くんも制服同じなの?」
「ボクは中等部なんだよ!ボクたちは小等部のときからこの学校なんだ!」
小等部からこの学校なんだ…八人も通わせるなんて、一体どうなっているんだ、この家計は。少し視線をずらすと、六月くんと圭五お兄ちゃんが机の上で朝ごはんを食べている。
「そういえば、朝ごはんって別々なの?」
「うん、みんな時間が違うからねー、朝ごはんはね、一翔にぃが作ってるの!」
「そうなの?一翔さん、お仕事は大丈夫なんですか?」
「うん、自営業だしね、凛ちゃん朝ごはん食べちゃいなー」
そう言って、机の上にお皿が置かれた。そこにはベーコンエッグやソーセージ、トーストが乗っていた。
「わぁ」
「ごめんね、朝は結構適当になっちゃってて」
「いや、すごいですね、おいしそう」
見てるだけで涎が口から出てきそうだった。朝からこんなモーニングが食べられるなんて、嬉しすぎる。
「いただきます」
そう言って私は目の前のトーストに手を伸ばした。