親が再婚したけど、どうやら義兄弟が八人いるらしい
9
「助かりました、一翔さん。どうすればよいのか悩んでいたので」
「ごめんね、みんな凛ちゃんに会えたことでテンション上がっちゃってて。凛ちゃん、明日は学校があるんだし、今日一日疲れたでしょ?早くお風呂に入って今日は休みな」
「えーっと、お風呂はどこの階のを使えばいいですか?」
この家にはお風呂が各階にあるのをさっき圭五お兄ちゃんに案内されているときに教えてもらったのだ。
「二階のお風呂を今日から凛ちゃん専用のお風呂にするよう、みんなには伝えてあるから、二階を使って」
そう言われ、私は部屋に戻り、着替えを準備して、お風呂場に向かった。
すると、誰もいないはずのお風呂場の扉がガラガラと音を立てて開いた。
「!?」
「あ?」
私専用と聞いていたはずのお風呂場から、なぜか首にタオルをかけただけの半裸の六月くんが出てきた。六月くんがやっちまったというような顔になっている。そんな六月くんを見て、今日一日中ただでさえ慣れていない男性のイケメンオーラを浴びすぎた私には刺激が強すぎたのか、ふらっとしてしまった。男の人の裸体なんて、最後に見た記憶さえも残っていない。
「おいッ」
そう言って、六月くんが私のことを支えてくれる。
すると、階段の方から誰かが上ってくる音が聞こえた。二階のお風呂場は階段を上って隣にあり、階段を上っている人からはほぼ確実に今の状態が見える。そして、すぐに上ってきた巽三さんと目が合った。巽三さんは、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたかと思うと、「六月!」と叫んだ。
そりゃそうだ。巽三さんから見た今の私は半裸の六月くんに詰められているようにしか見えない。
巽三さんはそのまま急いでこっちに来て、六月くんの首根っこを掴んだ。
「ごめん、凛さん!こいつは俺が躾けとくから、ゆっくり休んで!本当にごめん」
六月くんはギャアギャアと巽三さんに文句を言っていたが、巽三さんはそれを無視して言った。そして、六月くんの首根っこをつかんだまま、階段を降りていった。
(嵐のようだったなぁ)
少し、六月くんを助けられなかったことに罪悪感を抱いたが、まあ、仕方がない。私はお風呂に入った。
お風呂には、この間テレビで特集されていた、高級シャンプーとリンスが備え付けてあった。その上、ボディーシャンプーは肌触りが良く、ボディスクラブや洗顔まで、様々な香りや種類が置いてあった。高級ホテルのお風呂みたいだった。私は泊まったことがないので、定かではないが。
じっくりと一時間くらいお風呂を楽しみ、髪を乾かして脱衣所を出た。もう二十三時にもなるというのに、まだ一階は騒がしい。
明日は平日なのにみんな大丈夫なのかな。
そう思いながら、私は自室に戻り、ベッドに潜った。
「ごめんね、みんな凛ちゃんに会えたことでテンション上がっちゃってて。凛ちゃん、明日は学校があるんだし、今日一日疲れたでしょ?早くお風呂に入って今日は休みな」
「えーっと、お風呂はどこの階のを使えばいいですか?」
この家にはお風呂が各階にあるのをさっき圭五お兄ちゃんに案内されているときに教えてもらったのだ。
「二階のお風呂を今日から凛ちゃん専用のお風呂にするよう、みんなには伝えてあるから、二階を使って」
そう言われ、私は部屋に戻り、着替えを準備して、お風呂場に向かった。
すると、誰もいないはずのお風呂場の扉がガラガラと音を立てて開いた。
「!?」
「あ?」
私専用と聞いていたはずのお風呂場から、なぜか首にタオルをかけただけの半裸の六月くんが出てきた。六月くんがやっちまったというような顔になっている。そんな六月くんを見て、今日一日中ただでさえ慣れていない男性のイケメンオーラを浴びすぎた私には刺激が強すぎたのか、ふらっとしてしまった。男の人の裸体なんて、最後に見た記憶さえも残っていない。
「おいッ」
そう言って、六月くんが私のことを支えてくれる。
すると、階段の方から誰かが上ってくる音が聞こえた。二階のお風呂場は階段を上って隣にあり、階段を上っている人からはほぼ確実に今の状態が見える。そして、すぐに上ってきた巽三さんと目が合った。巽三さんは、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたかと思うと、「六月!」と叫んだ。
そりゃそうだ。巽三さんから見た今の私は半裸の六月くんに詰められているようにしか見えない。
巽三さんはそのまま急いでこっちに来て、六月くんの首根っこを掴んだ。
「ごめん、凛さん!こいつは俺が躾けとくから、ゆっくり休んで!本当にごめん」
六月くんはギャアギャアと巽三さんに文句を言っていたが、巽三さんはそれを無視して言った。そして、六月くんの首根っこをつかんだまま、階段を降りていった。
(嵐のようだったなぁ)
少し、六月くんを助けられなかったことに罪悪感を抱いたが、まあ、仕方がない。私はお風呂に入った。
お風呂には、この間テレビで特集されていた、高級シャンプーとリンスが備え付けてあった。その上、ボディーシャンプーは肌触りが良く、ボディスクラブや洗顔まで、様々な香りや種類が置いてあった。高級ホテルのお風呂みたいだった。私は泊まったことがないので、定かではないが。
じっくりと一時間くらいお風呂を楽しみ、髪を乾かして脱衣所を出た。もう二十三時にもなるというのに、まだ一階は騒がしい。
明日は平日なのにみんな大丈夫なのかな。
そう思いながら、私は自室に戻り、ベッドに潜った。