スラダンずき女子の恋の行方は!?
好きな子を笑わせる方法
「おい、花道(はなみち)、さっきから何を見てんだよ?」

友人・清貴(きよたか)に顔を覗かれ、慌てて花道は目線を外した。

あの日…、花道が心陽(こはる)にスラムダンク全巻をあげたあの日から、どうも心陽が気になるのだ。

『ありがとう!』

漫画をあげたあの日、それはもう可愛い笑顔で、心陽は笑った。

あの笑顔をもう一度見たいのに、日々の日常でそんなに面白い事は起こらず、悶々としている。

「なぁ、好きな子をどうやって笑わせればいいんだ?」

花道が真剣に聞いているのに、

「お!
ついに花道にも春がきた!」

清貴は茶化すだけ。

「もういい」

花道が席を立とうとすると、

「待て待て」

清貴は慌てて花道を止めた。

「好きなヤツってバスケ部のマネージャーだろ。
スラダンの話、すればいいじゃん。
共通の話題って案外大事だぞ」

なるほど、と花道は頷く。
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