星降る夜に、きみと永遠の恋をした

星の見えない夜

──どうして、こんなことになってるんだろう?


祭壇のてっぺんで弾ける笑顔をぼんやりと眺めながら、わたしはそんなことを考える。


「居眠り運転の車が突っ込んできたって……」

「まだまだこれからだってのに、なんであの子が……」


ヒソヒソと交わされる会話。

あちこちで聞こえる、すすり泣く声。


そのどれもを、わたし──成瀬(なるせ)あかりは、どこか遠くの出来事のような気持ちで聞いていた。


悔しいくらいにサラサラな黒い髪。

奥二重の目は笑うと細くなって、猫みたいな笑顔だなって、昔からずっと思ってた。

ずっと。ずっと──いつからかなんて思い出せないほど、澤田流星(さわだりゅうせい)はわたしの13年の人生に当たり前にいる存在だった。


その幼なじみが、交通事故で死んだ。


「……あそこにいる子、誰だっけ。うちの中学の制服着てるけど」

「え? ……あぁ、一組の子じゃない? 澤田と同じ小学校だったのかな」
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